顔の脱毛はおすすめ?必要な回数や費用、効果的に脱毛する方法を解説します<医師監修>
- 2022.8.13
顔を鏡でよく見てみると、細い産毛がびっしりと生えていませんか?人の目につきやすく、他人からの第一印象を大きく左右するのが顔です。顔は衣類などで隠せないため「ムダ毛をなくしてきれいな肌を手に入れたい!」と思っている方は多いでしょう。
この記事では、顔の脱毛についてくわしく解説していきます。脱毛完了までに必要な回数や費用、効果的に脱毛する方法についてお伝えしますので、顔脱毛を検討中の方はぜひ参考にしてください。
目次
顔の脱毛とは?
顔の脱毛とは、鼻やおでこ、頬に生えているムダ毛を処理することです。
脇やメンズの鼻下などに生えている太く濃い毛とは違い、1本1本は目立たないものの、顔には薄く細い毛が無数に生えています。産毛がなくなれば肌のトーンが明るくなり、メイクのノリもよくなるでしょう。
■医療脱毛(レーザー脱毛)の施術方法
医療脱毛(レーザー脱毛)は脱毛クリニックで行われる施術方法です。
黒いメラニン色素に反応するレーザーを照射して、発毛組織を破壊します。脱毛が完了すればムダ毛はほとんど生えてこなくなり、永久的な脱毛効果を得られるのが医療脱毛のメリットです。ただし施術中の痛みは強く、人によっては「ゴムで弾かれるような痛み」を感じる場合もあるでしょう。
■美容脱毛・家庭用脱毛器(光脱毛)の施術方法
美容脱毛は脱毛サロンで、家庭用脱毛器はセルフで脱毛します。
どちらの脱毛方法も、黒いメラニン色素に反応する光を肌に当てて、発毛組織にダメージを与えることで抑毛や減毛の効果を得ます。永久脱毛はできませんが、毛が生えてくるスピードを遅くしたり、適度に毛量を減らしたりしたい方におすすめです。
脱毛部位によっても異なりますが、痛みは「ほんのり温かみを感じる程度」でしょう。基本的には美容脱毛よりも家庭用脱毛器のほうが出力を抑えているため、痛みの感じ方や効果の出方は緩やかです。
顔脱毛に必要な回数
顔脱毛に必要な回数は脱毛方法によって異なります。ここでは主な脱毛方法である「医療脱毛」と「美容脱毛」に分けて解説していきます。
一般的に、レーザーの出力が強い医療脱毛のほうが効果を実感しやすく、肌がツルツルになるまでに必要な施術回数は少なめです。美容脱毛の場合は医療脱毛の倍に近い回数が必要になる場合もあるため、はじめから12回や18回などのコースを契約して脱毛に通う方が多い傾向にあります。
顔に生えているムダ毛は薄く細いため脱毛機の光やレーザーが反応しにくく、体を脱毛する場合よりも完了までに時間がかかります。顔脱毛を始める際には、繰り返し脱毛に通わなくてはいけないことを知っておいてください。
顔脱毛ができる部位
顔脱毛ができる部位は、おでこ、鼻、鼻下、頬、あご、あご下、もみあげなどです。眉毛や小鼻は施術できるサロンやクリニックが限られていますので、希望する場合には、対応している店舗を選びましょう。
顔の脱毛にかかる費用
顔全体の脱毛にかかる費用相場は、医療脱毛の場合だと5回コースで90,000円、10回コースで150,000円ほどです。
ただし料金はクリニックの規模や導入している脱毛機の種類によっても異なります。全身脱毛と合わせて行うと、顔脱毛に必要な1回あたりの費用はさらに安くなるでしょう。
顔を脱毛するメリット
「顔脱毛は本当に必要?」と感じている方もいるでしょう。脇などに生えているような太く濃い毛は生えていませんが、顔を脱毛するとこれらのメリットを得られます。
<顔を脱毛するメリット>
- ・化粧のノリがよくなる
- ・肌トラブルが起きにくくなる
- ・毛穴開き・くすみ・黒ずみが改善する
このように女性にとって嬉しいメリットがたくさんありますので、ぜひ顔脱毛を始めてみましょう。
■化粧のノリがよくなる
顔脱毛をすると産毛がなくなるため、ファンデーションが肌に密着しやすくなり、化粧のノリがよくなったと感じられます。顔脱毛はメイクの仕上がりに大きく関係しますので「メイクが浮きやすい」と感じている方におすすめです。
■肌トラブルが起きにくくなる
脱毛すれば自己処理がほとんど不要になるため、カミソリなどで皮膚が傷つかなくなり、肌トラブルが起きにくくなります。
肌が弱い方や敏感肌の方は、自己処理を続けるよりも脱毛を始める方が肌に負担をかけずに済む可能性があるでしょう。
■毛穴開き・くすみ・黒ずみが改善する
顔のムダ毛がなくなると毛穴に余分な皮脂や汚れが詰まりにくくなるため、黒ずみが改善したり、毛穴が引き締まって見えたりするようになります。
産毛が生えていると肌はどうしてもくすんでしまうため、肌をワントーン明るくしたい方におすすめです。
顔を脱毛するデメリット
顔の脱毛にはメリットだけでなく、デメリットもあります。
<顔を脱毛するデメリット>
- ・少なからず痛みを感じる
- ・紫外線に対してデリケートになる
- ・脱毛効果を実感できるまで時間がかかる
脱毛を始めてから後悔しないためにも、かならずチェックしてください。
■少なからず痛みを感じる
脱毛の施術中には少なからず痛みを感じます。
「産毛の脱毛なら痛みを感じないのでは?」と思っている方もいるでしょう。実際は、皮膚が薄く骨が近いため、体の脱毛よりも痛みを感じやすいといわれています。医療脱毛なら麻酔の使用が可能ですので、痛みを軽減したい方は検討してください。
■紫外線に対してデリケートになる
脱毛施術中は日焼けを避けなくてはいけないため、徹底した紫外線対策が必要です。
脱毛機の光やレーザーは毛のメラニン色素に反応して脱毛を促しますが、日焼けしていると肌のメラニンにまで脱毛機が反応してしまい、やけどリスクが高まります。衣類で隠せない顔は日焼けしやすい部位のため「少しの外出でも日焼け止めクリームを塗る」「日傘を差す」などの紫外線対策が欠かせません。
■脱毛効果を実感できるまで時間がかかる
脱毛機はメラニンを多く含む濃く太い毛に反応しやすい反面、色素が薄い産毛には反応しづらいデメリットがあります。脱毛自体は可能ですが、ほかの部位よりも脱毛効果を実感できるまでに時間がかかるでしょう。
効果的に顔脱毛するためのポイント
「せっかく脱毛を始めるのなら、効率よく進めたい!」と思っている方に向けて、効果的に顔脱毛するためのポイントをご紹介します。
<効果的に顔脱毛するためのポイント>
- ・医療脱毛を選ぶ
- ・毛周期に合わせた脱毛スケジュールを組む
- ・脱毛前後の保湿ケアを徹底する
- ・日焼けを避ける
- ・自己処理には電気シェーバーを使う
短期間かつ少ない回数で脱毛を終えたい方は、次項を見ていきましょう。
■医療脱毛を選ぶ
美容脱毛ではなく医療脱毛を選ぶことで、永久的な脱毛効果を得られます。医療脱毛は永久脱毛できる唯一の方法ですので、ムダ毛を効率よくなくしたい場合には医療脱毛を選択してください。
■毛周期に合わせた脱毛スケジュールを組む
少ない回数で脱毛を終えるためには、毛の生え代わりサイクルである毛周期に合わせた脱毛スケジュールを組むことが大切です。
毛周期は「成長期(初期・中期・後期)→退行期→休止期」の3サイクルを繰り返しています。3サイクルのうち、脱毛機のレーザーは成長期のみに反応するため、たとえ頻繁に脱毛を行ったとしても最大限の効果は得られません。
毛周期は部位によって差があり、顔の場合は「1~2ヶ月」ですので、施術間隔の目安にしてください。
■脱毛前後の保湿ケアを徹底する
脱毛後の肌はレーザー照射によって熱を帯びており、普段よりも乾燥しやすい状態です。肌が乾燥するとニキビなどの肌トラブルを引き起こしやすくなるため、脱毛前後は保湿ケアを徹底してください。
赤みやブツブツができてしまうと、脱毛機のレーザーを避けて照射しなくてはならず効果を最大限に引き出せません。顔は人に見られやすい部位のため見た目にも影響しますので、敏感肌用の保湿剤を使うなどして入念に行いましょう。
■日焼けを避ける
やけどリスクの高さから、日焼け肌の方は施術を断られるケースがあります。顔は日焼けしやすい部位のため、脱毛期間中は屋外のレジャーを避けるなどして日焼け対策を行ってください。
■自己処理には電気シェーバーを使う
カミソリや毛抜きなどではなく、肌負担の少ない電気シェーバーを使って自己処理をしましょう。
電気シェーバーなら肌に刃が直接当たらないため、カミソリ負けなどが起きにくくなります。普段から顔の産毛を頻繁に処理している方は、肌トラブルを防ぐためにも自己処理の方法を見直してみましょう。
まとめ
顔脱毛について、必要な回数や費用、効果的に脱毛する方法をご紹介しました。顔脱毛を始めることで肌のトーンが明るくなり、見た目の印象がアップする可能性もあるでしょう。
効率よく顔を脱毛したい方には、永久脱毛ができる医療脱毛をおすすめします。
医療脱毛クリニック「まゆりなclinic名古屋栄」では、ショット式(熱破壊式)と蓄熱式の医療脱毛機器を使い分けて、肌質や毛質に合った施術を行っています。目視はもちろんのこと、肌のトーンとメラニンをチェックする機器を用いてお一人おひとりに合わせてパワー調整をしていますので、肌が弱い方でも安心して通院していただけるでしょう。
顔は人から見られやすい部位のため、信頼のおけるクリニックを選ぶことが大切です。顔脱毛を検討中の方は、ぜひ当院へお越しください。公式サイトより無料カウンセリングの予約を受け付けておりますので、新規の方は「予約フォーム」よりお申し込みください。