様々な肌トラブルの改善が期待できるピコフラクショナル<医師監修>
- 2022.8.18
目次
ピコフラクショナル
ピコフラクショナルはピコレーザーの1種で、肌質改善に焦点を当ててレーザー光線の密度を高め皮膚の深部まで光を照射できる治療法です。ピコとは長さを示す単位で、「1ピコ秒=1兆分の1秒」です。レーザーは照射時間が短くなるほど皮膚組織へのダメージが少なくなります。ピコフラクショナルは、高密度のレーザーを肌に照射し細かな穴をあけます。肌は傷を治そうと真皮層の線維芽細胞が刺激され、コラーゲンやエラスチンなどの新生・増殖を促進し、修復の力で肌の生まれ変わりが正常化し綺麗な細胞を再生させ、きゅっと引き締まります。コラーゲンやエラスチンは肌に弾力を与えハリのある質感になり、若々しさがアップします。奥からふっくらと肌が再生されるため、とくに毛穴の開きやニキビ跡などの肌の凹凸の改善に効果が期待できます。まゆりなclinic名古屋栄では、キュテラ社のenLIGHTen(エンライトン)というピコレーザーを使用して治療を行います。
enLIGHTen(エンライトン)
enLIGHTen (エンライトン)は、米国のキュテラ社が開発したピコ秒1064nm、532nmの波長を持つ新しいピコレーザー医療機器です。厚生労働省認可医療機器であり、世界の安全基準と言われるアメリカのFDA(米国食品医薬品局)の認可も取得済みです。その安全性の確かさが証明された医療機器です。これまでのレーザーでは除去しきれなかったシミ、小じわ、肝斑、そばかす、にきび跡などを治療する医療用レーザー機器として、優れた効果が期待できます。ピコレーザーはより短い「ピコ秒」=1兆分の1秒の間隔で照射します。これにより肌へのダメージを抑え、短期間での治療を目指すことが可能です。痛みや炎症後色素沈着のリスクが軽減されるほか、ダウンタイムの心配もほとんどありません。また、肌の若返りやあらゆる年齢肌の悩みを改善することも可能です。優しいアプローチでダウンタイムを抑えつつ浅い層のシミを改善し、美肌治療では真皮から輝きを取り戻し、本来のお肌の美しさを蘇らせます。日本人の肌質のために改良されているため繊細な肌質の方にも安心です。
ピコフラクショナルの特徴
ピコフラクショナルは、ナノ秒という非常に短い時間でレーザーを照射するため、熱エネルギーが皮膚表面に与える影響が少なないレーザーです。また、肌へのダメージが少ないため従来のフラクショナルレーザーと比較してダウンタイムが短いです。施術後当日メイクをすることも可能です。
ピコフラクショナルの効果
小じわや肌質改善やニキビ跡・毛穴の開きなど肌の凹凸改善がピコフラクショナルの特徴です。ピコフラクショナルは、真皮のコラーゲンやエラスチンを増加・活性化させることで小じわや肌質改善が可能です。また、肌のターンオーバーを促進し、組織再生によってハリのある肌質に導きます。
こんな方におすすめ!
・小じわや毛穴の開きを改善したい方
・毛穴・ニキビ跡を治したい方
・毛穴の詰まりや開きが気になる方
・肌質を改善したい方
・従来のフラクショナルレーザーの痛みが苦手で続けられなかった方
施術回数
1回でも十分効果を実感できます。ただ、より効果を実感したい方は2~4週間に1回、3~5回ほど受けていただくことがおすすめです。1回の治療で肌の再生が行われるのは10~15%ほどと言われています。
痛み
レーザーを照射すると熱が発生し、その熱が周囲の組織に影響を与えて痛みが発生します。レーザーを照射する時間が長ければ長いほど熱が発生し痛みが大きくなります。ピコフラクショナルは、最短時間のピコ秒でのレーザー照射のため、従来のレーザーに比べて周囲の組織への熱影響を非常に少なく抑えることができます。そのため痛みを最小限にできます。肌に負担が少ない施術のため、大きな痛みではありません。ただ、完全に無痛ではなく輪ゴムで弾かれたようなパチッとした衝撃と痛みがあります。痛みが苦手な方には麻酔クリームで痛みを軽減しての施術も可能です。
注意点
肌に負担の少ない施術ですが発赤やヒリヒリ感、赤みが出ることがあります。数日で収まることがほとんどです。施術後は肌が乾燥しやすい状態で日焼けもしやすいため保湿ケアや紫外線、日焼け対策が大切です。施術後、施術箇所に刺激を与えないようにしましょう。まれに施術後ニキビや毛包炎のような赤いぶつぶつがでることがあります。点状出血やかさぶたができることもあり点状出血は1~2週間程度、かさぶたは2~4週間程度続くこともあります。かさぶたができた場合は無理に剥がさないようにしてください。徐々に改善していきますが、症状が強い場合は医師の診察を受けましょう。
ピコフラクショナルとダーマペンとの違い
毛穴やニキビ跡の改善治療法にダーマペンがあります。ダーマペンは極細針を皮膚に微小な穴をあけ自然治癒力を高め細胞の活性化を促します。針の刺激によってコラーゲンの生成が促進されるため、肌質の改善が期待できます。フラクショナルレーザーとダーマペンの大きな違いは、シミやそばかす等色素沈着に対しての治療効果です。フラクショナルレーザーはシミやそばかすの治療も可能ですが、ダーマペンはこれらの症状には効果を示しません。ダーマペンは皮膚の自然治癒力を高める治療法であり、色素細胞を破壊することはできないためです。肌の凹凸改善のみを目的とする場合はダーマペンの治療がおすすめです。ダーマペンは肌表面に微小な穴をあけますが、ピコフラクショナルは衝撃波で肌の表面には穴を空けずに、肌の内部だけに穴を空けるので痛みやダウンタイム、ダメージが少ないです。
ピココンビネーション治療(ダブルピコ)
ピココンビネーション治療は、ピコフラクショナルにピコトーニング施術を組み合わせた治療です。従来の『Q スイッチ YAG レーザー』によるレーザートーニングで反応しなかった薄いシミをさらに薄くすることができるピコトーニングと表面を傷つけずに真皮に空胞化を生じることで毛穴の開きやニキビ跡の凹凸に効果あるピコフラクショナルをダブルで施術することでシミや美白治療と同時に毛穴の引き締めや肌質改善が可能です。ピコトーニングにピコフラクショナルをプラスすることで肌のターンオーバーが正常化され、相乗効果でシミの代謝も早くなります。ピコレーザーの合わせ技で1+1=3以上の効果が期待できるためおすすめです。
まゆりなclinic名古屋栄でピコフラクショナルが選ばれる理由
効果が高い
多くの方々がピコフラクショナルの施術で肌の質感アップや効果を実感されております。
他のクリニックに比べてリーズナブル
ピコフラクショナル(全顔 3,000shot)初回12,800円(税込)で初めての方でも安心して受けていただけます。リーズナブルでも施術のクオリティレベルは高く維持しております。
痛みに配慮した施術
多数の経験がある看護師がホスピタリティの心で痛みを確認しながら高いクオリティの施術を行います。痛みの弱い方には麻酔クリームをつけていただいて施術を受けていただいております。
敷居が低いクリニック
スタッフ全員が親しみやすく、リラックスして安心して個室で施術を受けていただけるような環境があり、敷居が低いです。
まとめ
ピコフラクショナルは、肌への影響を最小限に肌質が改善できる優秀なレーザー治療です。
まゆりなclinic名古屋栄では、各種レーザー治療など数多く取り揃えております。カウンセリング時、無料で肌診断を行いそれぞれの方に合った最適な治療法をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。