目の下がどんよりと疲れているように見え、老けている印象を与えてしまう「クマ」。

特に目元はマスク時代の現在でも人から目に付く場所でもあります。

もともとクマが出やすかったり、物心ついた時からクマがあったり、年齢を重ねるごとにクマが目立つようになったりと、クマの現れ方はさまざまです。

クマの改善を行うためには、まずクマの種類からできる原因を知らなければいけません。そのために、まずは自分のクマがどんな種類にあたるのかをまず見分けることが必要です。

そこで今回は、クマの種類の見分け方や発症する原因、改善方法を種類別に解説していきます。

 

目の下のクマの種類は主に3つ

目の下のクマの種類は色別に分かれています。

 

 

●目の下の『青クマ』

青クマは、加齢とともに現れるのではなく年齢関係なく現れます。青黒い色味をしているクマ。

大人から子どもまで、年齢問わず起こりやすいです。

 

●目の下の『茶クマ』

クマの中でも一番改善が手ごわいクマが茶クマです。

目の下が茶色くなっていて、くすんで見えてしまう印象です。

 

●目の下の『黒クマ』

年齢を重ねるとともにクマが目立ってきたという方に当てはまる黒クマ。

目の下のクマの中で一番多い症状で、目の下がくぼんでいる感じがしたりたるんできたと感じる方。目の下のクマの9割以上がこの黒クマと言われています。

 

今回は黒クマにフォーカスをあてて、どのようなケアで黒クマは改善できるのかお話しいたします。

とはいえ、一番改善が難しいと言われているのが黒クマです。

セルフケアでどこまで改善できるでしょうか。

 

黒クマのまず原因からお話ししようかと思います。

 

≪黒クマの原因≫

皮膚の色自体が変わっている茶クマとか青クマとは違って、目の下に影ができてクマのように見えてしまうクマの事を言います。

年齢を重ねるとともに目の下の眼窩脂肪が突出してきてしまって影が出来たり、顔の筋肉の衰えと皮膚のたるみが原因で目の下のたるみ、くぼみが現れてきます。その影によって出来るのが黒クマの正体です。

 

≪黒クマの見分け≫

様々なクマの中から何クマなのか正しく判断し、改善に努めたいですよね。

そこで、ここではクマの見分け方をご紹介したいと思います。

まず、顔を真正面で目だけを上に向けます。

その時点でクマの色が薄くなったら黒クマの可能性があります。

目の上の皮膚を引っ張って、黒クマの原因であるたるみやくぼみをなくしたらクマは薄くなります。

また、青クマ、茶クマの見分け方は、目の下を軽く引っ張ってみてください。

色が少しでも薄くなる時は青クマの可能性が高いです。色味も同じように動きません。

青クマは皮膚から毛細血管が透けるのが原因なので、直接皮膚自体に色素沈着しているわけではありません。

なので、色味も同じように動きませんし、他のクマの種類よりお化粧で隠しやすいです。

茶クマは、皮膚と一緒に茶色い色素が動くなら茶クマの可能性が高いです。

茶クマは皮膚そのものに色素がついているので、皮膚が動くと同時に目の下の色味も動きます。

そして、黒クマの原因は影なのでメイクなどでは隠しにくい場合があります。

また、黒クマは涙袋とは異なります。

下瞼のラインに沿って筋肉の発達によって出来るぷくっとした膨らみのことを涙袋といいます。

そのため、筋肉の衰えによって出来る黒クマとは異なるものだといえるでしょう。

そのため、お化粧では隠しずらくマッサージなどでも改善がしずらいのが特徴です。

 

 

≪目の下のクマのセルフケア法≫

 

●保湿ケアをしっかりする

乾燥肌はたるみの原因となります。

目元のたるみが特に気になる場合は、目元美容液・アイクリームを使用するのもおすすめです。

色んな種類があっると思いますが、保湿力の高いセラミド配合など保湿に特化したスキンケアを使用しましょう。

 

●目元の筋肉を鍛える表情筋トレーニングをする

黒クマの大きな原因は、目の開閉を意識したトレーニングがおススメです。

まずは、5回を1セットとして1日3セット行ってください!!

トレーニング⑴
１．下まぶたに力を入れ目を細める
２．力を入れたまま20秒キープす⑴

こちらは、好きなタイミングで行ってください。

トレーニング⑵
１．力を込めて目を閉じ、5秒キープする
２．目を見開いて5秒キープする
３．1と2を5回、交互に繰り返す

無理なく継続することが大切です。

 

●エイジングスキンケアを使用する

レチノール配合のものだったり、コラーゲンやエラスチンを補給できる化粧品を使用すれば、

肌のハリが戻り　目の周りのたるみも目立たなくなっていきます。

まゆりなクリニックでは、ゼオスキン・ガウディスキン・リビジョンスキンのレチノ―ルを取り揃えております。

 

●目の周りを温める

実は、目の周りのむくみを放置しておくと、それがたるみの原因にもなります。

マッサージや血流をよくするために温めたりすることが効果的です。

 

●抗酸化作用のある食事をとる

アーモンド、ピーナッツや植物油に含まれているビタミンEは抗酸化作用をもち、筋肉の疲労回復を促進してくれます。

また、体の老化は酸化によって起きるものです。抗酸化作用のある食品を摂取することで、若々しい肌と身体を目指してアンチエイジングに役立ちます。

 

 

先述した通り、黒クマとは目の下の筋肉や皮膚の衰えから脂肪が前に押し出されることで突出してくるのが眼窩脂肪で、

それによって出来る影が黒クマです。

 

メイクでも隠しにくく、青クマなどと比較してもセルフケアでの改善は、なかなか難しいとされています。

セルフケアでも改善しない場合は、黒クマの原因のおおもとである眼窩脂肪を取る脱脂手術も検討しましょう。

 

 

まとめ

一気に老けた印象を与えてしまうクマ。

どうにか改善したいと思われている方は多いでしょう。

今回ご紹介したように原因が全く異なる3種類のクマがあり、黒クマは一番セルフケアによっての改善が難しいといわれています。

セルフケアを実施し、それでもなかなか改善がみられない場合は　脱脂施術を検討してみてはいかがでしょうか。

また、青クマ、茶グマ、黒クマ　どれに自分のクマは当てはまるのか見極めてそれに合った対策、改善方法をとることが大切です。

クマについてお悩みの方、早く治療がしたいけど何をしたいいかわからない方は、当院まゆりなクリニックはクマ治療も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

無料カウンセリングもあります。電話やホームページの予約フォームよりお問い合わせください。