医療脱毛に行く時の服装って?決まりはあるの?<医師監修>
- 2022.6.30
初めて脱毛に行く際、施術当日の服装や髪型について制約があるか等気になる方もいらっしゃるかもしれません。基本的に医療脱毛に行く時の服装は自由で大丈夫です。ただ、スムーズに施術を受けていただき、施術後の肌トラブルなどのリスクを軽減するためにも脱毛当日の服装に配慮することも大切です。多くのクリニックでは施術用のガウン等が用意されています。施術の際に使用するジェルやシェービングで出たムダ毛で服を汚さないために施術前に服を脱ぐことが多いです。着替えることも考えると短時間で脱ぎ着できる服装がおすすめです。また、脱毛後の肌は大変敏感になっているため摩擦が多く締め付けが強い服は肌を傷つけてしまう恐れがあるため避けましょう。ゆったりとした服は通気性も良く、汗などの蒸れや肌トラブルも防げます。また、天然素材の綿や麻、シルク、リネンなどの服は柔らかく摩擦や刺激が少ないため肌への負担を減らせ、お肌を優しくいたわります。ナイロンやポリエステルなどの化学繊維素材の服は、刺激が強く通気性が悪いため、脱毛後の肌にダメージを与えてしまいます。また、シーズンを問わず紫外線の肌へのダメージを避けるため脱毛当日はできる限り露出の少ない服装を心がけましょう。施術後のデリケートな肌は、紫外線を受けると痛みやヒリヒリ感が出たり、肌トラブルを起こしシミや色素沈着になったりする可能性があります。施術前後は紫外線を浴びないよう気をつけましょう。
目次
摩擦をおこしやすい服装
・ぴったりとした服
・化学繊維素材の服
・通気性の悪い服
医療脱毛に行く時のおすすめの服装
・ゆったりとした服
・天然素材の服
・脱ぎ着しやすい服
・通気性の良い服
・紫外線を防ぎ肌の露出が少ない服
NGな服装
・露出しすぎの服
・ストッキングやタイツなど
・締め付けの強い服
全身脱毛におすすめの服装は?
脱毛時脱ぎ着しやすく、天然素材など肌に優しい生地で脱毛後の肌への負担が少なく通気性が良くゆったりとして露出が少ない服がおすすめです。脱毛後の肌は軽い火傷状態ですので、ちょっとした刺激にも敏感になっています。ナイロンなどの化学繊維は刺激が強く、デリケートな肌には負担が大きいです。肌への負担を軽減し、風通しが良くゆったりとした服を選びましょう。特に冬は吸湿発熱繊維のアンダーウェアを着用する方が増えますが、水分を吸収しやすく、より肌が乾燥するため脱毛後の肌への負担が大きくなります。肌トラブルを軽減するためにも吸湿発熱繊維のアンダーウェア以外の下着を選びましょう。まゆりなclinic名古屋栄では、タオルケットで身体を覆い、施術する部位のみ露出し配慮しながら施術いたします。
髪型などの注意点
施術を受ける際はベッドに横になり仰向けやうつ伏せになることが多く施術で髪が乱れてしまう可能性があるため、ポニーテールやお団子など結び目が邪魔になるヘアスタイルではなく、下ろしたままが良いでしょう。髪の長い方や施術部位によっては簡単にひとつ結びにした方が良い場合もあります。まゆりなclinic名古屋栄では、パウダールームにドライヤーを設置しています。脱毛後お帰りの際にご使用希望の方はスタッフまでお気軽にお申し付けください。ヘアセットしてからお帰りいただけます。時計やアクセサリー類については施術時に外す必要があるため、必要最低限にするか最初から外して行くことをおすすめします。紛失や破損の心配もありません。シンプルなスタイルで行くとご自身もストレスなく、施術の時間も削られることがないのでスムーズです。事前にアクセサリー類を外した場合は、紛失しないように鞄やポーチの中に入れご自身でしっかり管理しましょう。
施術部位別おすすめの服装は?
VIO脱毛
VIO脱毛の場合は、クリニックで専用の紙パンツなどの着替えを用意してあるところも多いです。脱毛当日は、脱ぎ着しやすくゆったりとしたボトムスやフレアスカートがおすすめです。ワンピースは脱ぐ必要がある場合、上半身まで下着姿になる可能性があり避けた方が無難です。脱毛後、VIOは刺激に弱く蒸れて痒くなりやすいため下着は綿やシルクなど肌に優しい素材を選ぶとトラブルを起こしにくいです。
脇や腕脱毛
クリニックによりますが、施術部位が露出していればそのまま照射してもらえることもあります。服の下など袖のないキャミソールやタンクトップ、ノースリーブを着ていくのがおすすめです。クリニックによっては必ず専用の服に着替えたり、下着を外したりする場合もあるため、不安な場合は着替える前にスタッフに確認しましょう。行き帰りに紫外線を浴びてしまわないようUVカット加工のカーディガンやパーカーなど羽織るものを持っていくと良いでしょう。
顔脱毛
顔脱毛のみの場合は基本的に着替える必要はないのが一般的です。首周りがあいている前開きの服など施術の邪魔にならない首元が広い服がおすすめです。襟が詰まっているタートルネックや立ち襟タイプの服は施術の邪魔になったり、襟元にジェルがついてしまったりするので注意が必要です。顔脱毛以外に襟足が含まれている場合は脱ぎ着しやすいトップスを着ていきましょう。顔脱毛は施術の際にメイクを落とす必要があります。
上半身の脱毛
上半身のみの場合、上下に分かれた服がおすすめです。上半身の脱毛は照射範囲が広く、脱毛後に肌がヒリヒリしやすくなるため、優しい素材でゆったりとした服が良いでしょう。
太もも、膝下などの下半身の脱毛
脱ぎ着しやすくゆったりとしたロングスカートやボトムスがおすすめです。摩擦が多いストッキングやタイツ、締め付けの強い着圧ソックスやタイトなパンツなどは避けましょう。寒い日などは行き帰り、厚手の靴下やブーツで暖かさをプラスすると良いでしょう。
脱毛前後の服装の注意点
脱毛前後は、お肌にダメージを与え肌荒れの原因になる紫外線は大敵です。医療脱毛レーザーは皮膚を熱してしまうため軽い火傷のような状態になり、施術後は赤くなったりヒリヒリしたりすることもあります。そこにプラスして紫外線によるダメージが加われば、肌の状態が悪くなってしまう可能性があります。脱毛前後は露出を控え、紫外線が当たらない服装で過ごすことが大切です。日焼けをしていると、脱毛時に痛みを感じやすくなる上、脱毛効果も下がってしまいます。紫外線対策は年中必要ですが、特に施術予定の部位や春・夏は紫外線対策をしっかり行いましょう。ただ、施術予定の部位にはできる限り日焼け止めを塗るのは避けましょう。日焼け止めを塗っていると、レーザーの効果がうまく発揮されないことがあります。日焼け止めを使った場合は施術前にふき取りますが、皮膚がこすれて敏感になってしまいます。また、施術後に日焼け止めを塗るのも、お肌に悪影響が生じることがあります。医療脱毛当日は、可能な限り服や日傘、サングラスなどで日焼け対策をしましょう。
まとめ
脱毛後の肌は敏感で紫外線は絶対NGです。一番は脱毛前後のお肌への負担を減らせ、紫外線を防ぎ、脱ぎ着しやすい服がおすすめです。
- 上下に分かれた服を選ぶ。
- 脱ぎ着しやすく、肌に優しい服を選ぶ。
- 通気性の良い、ゆったりした服を選ぶ。
- 髪はおろし、アクセサリー類はつけない。
- 肌の露出は避ける。
まゆりなclinic名古屋栄では、カウンセリングを無料で行っています。不安なことや分からないこと、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。