おでこ脱毛はおすすめ?施術方法やメリット、効率よく脱毛する方法を解説<医師監修>
- 2022.8.14
「おでこが狭くて悩んでいる」「おでこの産毛が濃い」などの悩みを抱えている方には、おでこ脱毛がおすすめです。おでこには目に見えづらい産毛がたくさん生えているので、脱毛してムダ毛をなくしてしまえば、自信を持っておでこを出せるようになるでしょう。
この記事では、おでこの脱毛について施術方法やメリット、効率よく脱毛する方法を解説していきます。おでこの産毛に関する悩みをお持ちの方は、ぜひこのコラムに目を通してください。
目次
おでこ脱毛とは?
おでこ脱毛では、額に生えている産毛のお手入れをします。おでこを出すヘアスタイルを楽しむ際に、おでこの形や産毛が気になっている方は多いものです。
脱毛方法には「医療脱毛(レーザー脱毛)」と「美容脱毛(サロン脱毛)」「家庭用脱毛器(光脱毛)」がありますので、自分に合った方法を選択してください。
■医療脱毛(レーザー脱毛)の施術方法
医療レーザー脱毛とは、医師が常駐しているクリニックで行われる施術方法のことです。
強力なレーザーを使って発毛組織を破壊し、永久的な脱毛効果を得ます。永久脱毛ができる唯一の方法ですので、ムダ毛をきれいに脱毛したい方は医療脱毛を選んでください。ただし脱毛施術中の痛みが強く、なかには「ゴムで弾かれるような痛み」を感じる方も多くいます。
「おでこ」に含まれているのは、眉上から髪の生え際にある産毛までですが、クリニックによって脱毛範囲は異なるでしょう。
■美容脱毛・家庭用脱毛器(光脱毛)の施術方法
美容脱毛は脱毛サロンで行われている脱毛方法です。同じ光脱毛器を用いる施術方法に家庭用脱毛器もありますが、自宅でも使用できるよう出力レベルは抑えてあります。
美容脱毛・家庭用脱毛器では、医療脱毛のように永久的な脱毛効果は得られませんが、抑毛や減毛は可能です。脱毛機の光で発毛組織にダメージを与える仕組みのため、多少の痛みや刺激を感じるものの、痛みの程度は低いでしょう。
美容脱毛をする場合、基本的には眉上から髪の生え際までが脱毛範囲です。安全性の問題から目や眉の周辺を対象外としているため、目の横の産毛は脱毛範囲に含まれていないケースが多いでしょう。
家庭用脱毛器を使ってセルフでお手入れする場合には、顔に使用できるタイプの商品を使い、眉や目の付近には決して使わないようにしてください。照射できる範囲については付属の説明書に記載されていますので、使用前によく読みましょう。
おでこ脱毛をする5つのメリット
おでこの脱毛には、見た目の印象をアップしてくれる多くのメリットがあります。脱毛以外にもワックスを使ってムダ毛を処理する方法もありますが、肌への負担が大きいためあまりおすすめできません。
次項ではおでこ脱毛をするメリットについてくわしく解説していきますので「肌のトーンが暗い」「おでこを見せるヘアスタイルに自信がない」と感じている方は、ぜひチェックしてください。
①顔全体が明るい印象になる
おでこは顔の大部分を占めているパーツです。産毛のお手入れをすれば、顔全体が明るい印象になるでしょう。1本1本の産毛はとても細く目に見えづらいですが、密集していると肌の色が暗く見えてしまいます。肌の色を明るく見せたい方は、おでこ脱毛を始めると解決するかもしれません。
②メイクのノリが改善される
おでこに産毛が生えたままになっていると、ファンデーションが肌に密着するのを邪魔してしまいます。「肌なじみがよくないな」と感じている方は、おでこ脱毛をすればメイクのノリが改善するでしょう。
③前髪を上げたヘアスタイルに自信が持てるようになる
おでこ脱毛では、髪の生え際までの脱毛が可能です。おでこの形がきれいに整うため、前髪を上げたヘアスタイルに自信が持てるようになるでしょう。アップスタイルが好きな方は、ぜひおでこ脱毛にチャレンジしてみてください。
④ニキビができにくくなる
おでこにニキビができやすい方は、おでこ脱毛でトラブルの起こりにくい肌環境を整えられるでしょう。
産毛が生えたままだと、汚れや皮脂、メイクの残りが付着しやすくなります。これらはニキビの発症原因であるアクネ菌を増殖させる原因になるため、脱毛が重要になるのです。また脱毛によって毛穴も引き締まるため、見た目の印象もよくなるでしょう。
⑤自己処理の手間・肌への負担がなくなる
おでこの脱毛が完了すれば、ほぼムダ毛が生えてこなくなります。自己処理の手間がなくなり、カミソリ負けなどによる肌への負担も減るでしょう。
お手入れ中に肌を傷つけた経験のある方や、自己処理が面倒に感じられている方におでこ脱毛はおすすめです。
おでこ脱毛をする3つのデメリット
おでこ脱毛をする前に、デメリットについても知っておきましょう。
①施術方法によっては痛いと感じることがある
施術方法によっては、脱毛中に痛みを感じる場合もあるでしょう。痛みの感じ方は、美容脱毛や家庭用脱毛器よりも医療レーザー脱毛のほうが上です。さらにおでこは骨が近い部分のため、痛みを感じやすいでしょう。
痛みが心配な方は「麻酔を使用する」「レーザーの出力レベルを下げてもらう」などの対策を行ってください。
②他の部位と比較して回数・時間がかかる
おでこ脱毛は、腕や足、ワキなどと比較すると回数・時間がかかります。
脱毛機のライトやレーザーは、色素が薄い産毛には反応しづらい性質を持っています。太く濃い毛が生えやすい腕や足、メンズのヒゲなどと比較すると効果を実感できるまでには時間がかかるでしょう。
家庭用脱毛器は美容脱毛よりも出力レベルが抑えてありますが、週に1度や2度脱毛できるため、比較的早い段階で効果を実感できます。しかし脱毛をストップしてしまうと再びムダ毛が生えてきてしまう可能性があるため「ムダ毛が減ってきたな」と感じてからも、継続してお手入れをしましょう。
③一時的に炎症や硬毛化が起きる可能性がある
一時的な症状ではありますが、炎症や硬毛化が起きる恐れがあるため注意しましょう。
脱毛後には肌の赤みやかゆみ、場合によっては「毛嚢炎」という毛穴に細菌が侵入して起こる炎症が表れる可能性があります。症状がおさまっていくようなら問題ありませんが、悪化していくようならクリニックに相談しましょう。
医療脱毛クリニックなら、在籍している医師がすみやかに診察を行います。美容脱毛の場合には、脱毛サロンに医師はいませんので、自分自身で皮膚科医を受診してください。
硬毛化が起きた場合、多くの場合は照射を続けることによって改善されます。硬毛化が起こるメカニズムは未だはっきりとわかっていないため、予防法もないのです。なかには硬毛化に対する保証を設けているクリニックもありますので、気になることや不安なことがあればスタッフや医師に訊ねてみましょう。
効率よくおでこ脱毛をするための方法
せっかくおでこ脱毛を始めるのなら、効率よく行いたいものです。この章では、おでこ脱毛をする際に試していただきたい方法をご紹介していきますので、ぜひ実践してください。
■どこまで広く脱毛するかを決めておく
おでこの脱毛をする場合、どこまで脱毛するのか希望の形を決めておきましょう。
おでこの広さには黄金比があり、顔の3分の1といわれています。生え際のデザインには、ナチュラルな「丸型」や上品さを演出できる「富士型」、ナチュラルかつ知的なイメージのある「M字型」などがありますので、なりたいイメージを膨らませてみてください。
■施術前に自己処理・メイク落としを済ませておく
施術前日に産毛を自己処理し・施術前にメイク落としを済ませておきましょう。施術日に自己処理してしまうと、肌が敏感な状態で施術を受けなくてはならなくなり、通常よりも痛みを感じやすくなります。
メイクが毛穴を覆った状態では脱毛効果を最大限に引き出せないため、自宅でメイクをオフするか、クリニックにパウダールームがある場合はメイクを落としてから脱毛を始めてください。
■施術前後の保湿を徹底する
施術後はレーザーの熱で肌が敏感になり、とても乾燥しやすい状態です。乾燥肌を防ぐため、化粧水と乳液を使ってしっかりとうるおいを与えてください。
肌が乾燥すると赤みやかゆみ、ブツブツなどのトラブルが起こりやすくなります。トラブルがある部分は避けて照射しなくてはならないため、脱毛効率が下がってしまうのです。頬や目元だけでなくおでこにもしっかりと保湿剤を塗って、トラブルのない肌を目指しましょう。
■日焼けを避ける
脱毛期間中は「日焼け止めクリームを塗る」「帽子を被る」などの日焼け対策を行ってください。日焼けの度合いによっては施術自体ができなくなり、毛周期に合わせた脱毛ができなくなってしまいます。
おでこを出すヘアスタイルにする日は、額にも忘れず日焼け止めクリームを塗りましょう。
■毛周期に合わせて脱毛する
効率をアップさせるためには、毛周期に合わせての脱毛が不可欠です。
毛周期とは「成長期」「退行期」「休止期」で構成されている毛の生えかわりサイクルのことをいいます。3つのサイクルのうち、成長期の毛にしか脱毛効果を得られないため、毛周期に合わせたスケジュールを組んで脱毛することが重要です。
多くのクリニックや脱毛サロンでは毛周期などに合わせたスケジュールを提案してくれますので、できる限り予定を合わせて施術を続けてください。
おでこ脱毛をするなら医療脱毛がおすすめ
おでこを脱毛するのなら、医療脱毛をおすすめします。
医療脱毛は永久脱毛できる唯一の手段であり、美容脱毛や家庭用脱毛器では行えません。有資格者である医師や看護師による施術が行われるほか、万が一肌トラブルが起きた場合にはすぐに適切な処置が行われるため安心できるでしょう。
おでこ脱毛にかかる回数・費用
おでこ脱毛では5~8回ほどで自己処理が楽になり、8~10回の脱毛で肌がツルツルになります。
費用相場は5回コースが1万5,000円、10回コースなら3万円ほどのため、1回あたり3,000円で脱毛が可能です。部分脱毛ではなく顔脱毛をする場合には5回コース9万円と比較的高額になりますが、一度に頬やあご、鼻の表面も脱毛できるため顔全体をすべすべ肌にできるでしょう。
まとめ
おでこ脱毛について、施術方法やメリット、効率よく脱毛する方法を解説していきました。
おでこには無数の産毛が生えていますが、脱毛を始めればツルツルになります。「おでこの形に満足していない」「産毛の処理が面倒」という方は、永久脱毛ができる医療脱毛を始めましょう。
医療脱毛クリニック「まゆりなclinic名古屋栄」では、おでこの部分脱毛を行っております。おでこ以外にも顔やVIOを含む全身脱毛を行っておりますので、ムダ毛に関する悩みをお持ちの方は当院までご相談ください。
額の産毛がなくなれば、ワントーン明るい肌になり、おでこを出したヘアスタイルが似合うようになります。「好きなヘアスタイルを楽しみたい!」「自信を持っておでこを出したい」という方は脱毛を始めてはいかがでしょうか。
脱毛や料金プランに関するご相談や質問はカウンセリングでお伺いします。公式サイトより無料カウンセリングの予約ができますので、まずはお申し込みの上、予約日にご来院ください。