あなたの目の下のクマの種類と原因は??改善方法まで徹底解説します!!<医師監修>
- 2022.11.28
目の下がどんよりと疲れているように見え、老けている印象を与えてしまう「クマ」。
特に目元はマスク時代の現在でも人から目に付く場所でもあります。
もともとクマが出やすかったり、物心ついた時からクマがあったり、年齢を重ねるごとにクマが目立つようになったりと、クマの現れ方はさまざまです。
クマの改善を行うためには、まずクマの種類からできる原因を知らなければいけません。そのために、まずは自分のクマがどんな種類にあたるのかをまず見分けることが必要です。
そこで今回は、クマの種類の見分け方や発症する原因、改善方法を種類別に解説していきます。
目次
目の下のクマの種類は主に3つ
目の下のクマの種類は色別に分かれています。
- 青クマ
- 茶クマ
- 黒クマ
●目の下の『青クマ』
青クマは、加齢とともに現れるのではなく年齢関係なく現れます。青黒い色味をしているクマ。
大人から子どもまで、年齢問わず起こりやすいです。
《青クマの原因≫
青黒いクマの色の正体は、毛細血管です。
目の下の皮膚は薄いため、毛細血管が透けて見えることがあります。
毛細血管が健康の状態ですと、血液の色は鮮やかな赤色になります。
血行不良などで毛細血管が不健康な状態だと、暗い色になってしまします。
その色が、目の下の薄い皮膚から透けて見えやすい状態となってしまい、青クマが現れてきます。
≪青クマの見分け方≫
目の下を軽く引っ張ってみてください。
色が少しでも薄くなる時は青クマの可能性が高いです。色味も同じように動きません。
青クマは皮膚から毛細血管が透けるのが原因なので、直接皮膚自体に色素沈着しているわけではありません。
なので、色味も同じように動きません。
また、これからご紹介する他のクマの種類よりお化粧で隠しやすいです。
≪青クマの治し方・改善方≫
青クマの原因は、血行不良なので目元をホットタオルで温めてあげたりしてあげることがおススメです。
血行不良の原因としては、冷えやストレス、睡眠不足や疲労などが根本的な原因と考えます。
十分な休息をとり、しっかり睡眠をとってリラックスできる時間をあげることが大切です。
また、ウォーキングなど適度な有酸素運動をしてあげることで血行が良くなり、暗い毛細血管の色が鮮やかな赤色になり青クマの改善へとつながります。
●目の下の『茶クマ』
クマの中でも一番改善が手ごわいクマが茶クマです。
目の下が茶色くなっていて、くすんで見えてしまう印象です。
≪茶クマの原因≫
茶クマの原因は目を擦ってしまう癖があったり、摩擦によって色素沈着で起こったのものです。
乾燥やメイクが落とし切れてない場合でも出来やすくなるクマです。
≪茶クマの見分け≫≫
目の下を引っ張ってみてください。
皮膚と一緒に茶色い色素が動くなら茶クマの可能性が高いです。
茶クマは皮膚そのものに色素がついているので、皮膚が動くとと同時に目の下の色味も動きます。
≪茶クマの治し方・改善方≫
茶クマの原因は摩擦による色素沈着です。
日頃のスキンケアを見直すことが大切です。
目の周りは特に皮膚が薄くとてもデリケートな部位ですのでクレンジングやスキンケア、メイクをするときなど
強くこすっている方は注意してください。
普段から擦らないように意識していただき、紫外線対策をしっかりして寝るときも必ずメイクを落とすようにしてください。
クレンジングや洗顔料を摩擦を軽減するためのものに変えてみたり、摩擦レスを意識してスキンケアを行ってみてください。
また、茶クマは色素沈着なのでハイドロキノンを使用したり、トーニング治療で改善を行うのもいいでしょう。
●目の下の『黒クマ』
年齢を重ねるとともにクマが目立ってきたという方に当てはまる黒クマ。
目の下のクマの中で一番多い症状で、目の下がくぼんでいる感じがしたりたるんできたと感じる方。目の下のクマの9割以上がこの黒クマと言われています。
≪黒クマの原因≫
黒クマは、茶クマとか青クマとは違って目の下に影ができてクマのように見えてしまうクマの事を言います。
年齢を重ねるとともに目の下の眼窩脂肪が突出してきてしまって影が出来たり、顔の筋肉の衰えと皮膚のたるみが原因で目の下のたるみ、くぼみが現れてきます。
そのため、お化粧では隠しずらくマッサージなどでも改善がしずらいのが特徴です。
≪黒クマの見分け≫
顔を真正面で目だけを上に向けます。
その時点でクマの色が薄くなったら黒クマの可能性があります。
目の上の皮膚を引っ張って、黒クマの原因であるたるみやくぼみをなくしたらクマは薄くなります。
また、黒クマの原因は影なのでメイクなどでは隠しにくいです。
≪黒クマの治し方・改善方≫≫
黒クマは、加齢による皮膚のたるみやハリの減少などが主な原因です。
お肌にしっかりハリを持たせるためにしっかり保湿してケアをしましょう。目の擦りすぎも目元の小じわの原因にもなりかねますので、普段から気を付けることをおすすめします。
皮膚のたるみや筋肉の衰えが原因でもある黒クマは、目元の筋肉を鍛える表情筋トレーニングを取り入れるのもおすすめです。
目の下のボリュームをアップさせることも改善方法としてあげられます。
また、目の下の筋肉や皮膚の衰えから脂肪が前に押し出されることで突出してくるのが眼窩脂肪で、それによって出来る影が黒クマです。その黒クマを改善するために、おおもとである眼窩脂肪を取る脱脂手術も効果的です。
まとめ
一気に老けた印象を与えてしまうクマ。
どうにか改善したいと思われている方は多いでしょう。
今回ご紹介したように原因が全く異なる3種類のクマがあります。
青クマ、茶グマ、黒クマ どれに自分のクマは当てはまるのか見極めてそれに合った対策、改善方法をとることが大切です。
クマについてお悩みの方、早く治療がしたいけど何をしたいいかわからない方は、当院まゆりなクリニックはクマ治療も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
無料カウンセリングもあります。電話やホームページの予約フォームよりお問い合わせください。