インナードライ肌 夏のお疲れ肌“夏枯れ肌”って?<医師監修>
- 2022.9.29
目次
夏枯れ肌とは
年間を通じて一番肌トラブルでお悩みの方が増える時期は、夏から秋にかけての季節の変わり目です。夏は冷房や紫外線の影響などで肌がダメージを受けやすい季節です。夏の強い紫外線ダメージと冷房の冷たい風で肌の水分が奪われて乾燥したり、汗をかいて皮膚が潤っていると勘違いしてしまいスキンケアを怠ったり、汗と皮脂のベタつきを抑えたいためにスキンケアの乳液や保湿クリームを省略したり、夏の暑さで食欲が落ちて栄養素を十分摂取することができず皮膚が栄養不足に陥ったりすることが夏枯れ肌の原因です。夏に肌のダメージが深くなり肌の内部が乾燥してしまった状態を“夏枯れ肌”といいます。
夏の肌へのダメージ
紫外線ダメージ
うっかり日焼けをしてしまったり、シミの色が夏前より濃くなったような気がしたり、肌がくすんで見えたり、肌にまだ赤みが残っていたりしている方は、夏の間の紫外線ダメージが蓄積しています、夏の強い紫外線を浴びることでメラニンの生成が活発化し、シミやくすみの発生を促進します。また、紫外線の影響で肌の組織が破壊されるためたるやシワなどが目立つようになります。
乾燥ダメージ
夏場はさっぱり化粧水だけでスキンケアをしていたり、長時間エアコンにあたっていたり、最近小じわが増えたり、夏場にニキビが増えた方は乾燥による影響が考えられます。汗や皮脂が多い夏は乳液や保湿クリームなどの保湿ケアを怠りがちになり、結果肌の内側が乾燥しているインナードライ肌になる方が多くいらっしゃいます。保水力が低下したまま本格的な乾燥が始まる冬に突入すればますます乾燥が加速することになります。
夏バテダメージ
夏はシャワーだけで済ませて湯船に浸からなかったり、夏バテで食欲がなかったり、暑さで寝苦しく睡眠不足や良い睡眠がとれなかったり、一気に顔が老けたような気がする方は夏の間にライフスタイルが乱れて自律神経が乱れ、身体のバランスや肌の活力が損なっている可能性が高いです。
夏枯れ肌をケアする時期は?
夏のダメージが蓄積された夏枯れ肌は時間が経てば経つほど改善するのに時間がかかります。夏枯れ肌を改善するには、本格的な乾燥が始まる冬の季節になる前の秋にしっかり行うことが重要です。秋の肌は過酷な夏を乗り越えて疲れが溜まった状態です。早めの対策が夏枯れ肌改善のカギとなります。
まゆりなの夏枯れ肌対策におすすめのメニュー
C-OPERA
C-OPERAは、肌をクーリング(クライオ)しながらエレクトロポレーションと超音波導入(ソノフォレーシス)が同時にできる美容治療器です。この3in1システムは世界初です。
レーザー治療やピーリング治療やダーマペンなど発赤や火照りを生じる治療後に、クライオ機能で鎮静化させつつ、同時に美容に有効な薬剤や美容液をエレクトロポレーションと超音波(ソノフォレーシス)で皮膚に導入することが可能です。皮膚表面を冷却しながら有効成分を同時に効果的に肌に導入します。お肌は本来、角質層から肌内部に細菌や毒などが侵入するのを防ぐバリア機能が備わっています。これにより、化粧品類は角質層から下の真皮層までは浸透しません。C-OPERAは、エレクトロポレーションとソノフォレーシスにより細胞膜および細胞間の隙間を開け、有効成分を浸透させます。したがって、エレクトロポレーションだけでも非常に効果はありますが、ソノフォレーシスを加えることにで、より深層に有効成分が入り込みます。通常の治療では、浸透しない美容成分を肌の奥にある真皮層まで届けることができるため、お肌の中では細胞分裂が活発になり、お肌の若返りが促進されハリのある瑞々しいお肌の質感が期待できます。C-OPERAは、針を使わないので痛みやダウンタイムがありません。治療後にはすぐに細胞膜や細胞間の隙間が閉じますので、施術後のアフターケアの必要性もありません。レーザー治療やIPL治療やダーマペン治療と合わせて使うと、相乗効果もあります。
ライムライト
日本人医師により開発された様々な肌トラブルを解消する光治療器です。日本人の肌を研究して開発されているため、日本人をはじめとしたアジア人のしみ治療に高い効果を発揮します。治療時の痛みも少なく、施術後すぐにメイクも可能です。520~1,100nmの幅の広い波長の光を顔全体に照射することで、肌の色調(シミ・そばかす・くすみ・赤ら顔・ニキビ跡の赤み)や質感(小ジワ・毛穴の開き・ごわつき)など、混在した症状を同時に改善し、肌の印象が飛躍的に向上します。さらに真皮層のコラーゲンの産生を促すため、ハリのある若々しい肌へと導きます。
ジェネシス
レーザーピーリング効果で皮膚表面に溜まった古い角質を除去し、真皮乳頭層を加熱することでコラーゲンを増やし、ターンオーバーを促進し肌機能を正常化させ、肌のキメを整え、ザラつきやくすみのないなめらかな肌になり、ハリを取り戻します。表皮の引き締め、開いた毛穴の引き締め、たるみ毛穴の改善、目の下のくまの改善に効果を発揮します。さらに、真皮乳頭層の微小血管を加熱収縮させて赤ら顔を改善し、浮き出た毛細血管も解消します。
ピーリング
皮膚を剥離しないピーリングです。マッサージピール(PRX-T33®)とは、トリクロロ酢酸(TCA)、コウジ酸、過酸化水素水(H2O2)が主な有効成分となるケミカルピーリング治療です。ケミカルピーリング治療でありながら、皮膚表面を剥離することなく、皮膚を守りつつ真皮深層までアプローチし、バイオリバイタリゼーション作用により表皮再生を活性化させる新しい治療方法です。ダーマペン4の時に使用すると“ヴェルベットスキン”と呼ばれ、よりなめらかなお肌になることができます。
美容点滴
内側から美肌成分や栄養をチャージするために美容点滴や内服もおすすめです。美肌健康点滴は、ビタメジン(ビタミンB1、B2、B12)+ビタシミン(ビタミンC)+パントール(パントテン酸)を点滴します。お肌の新陳代謝を整えつつ抗炎症効果、細胞活性によるエイジングケア効果があります。肌荒れの予防や改善の対策に使われます。また育毛効果もあります。白玉点滴は、ビタメジン(ビタミンB1、B2、B12 )+ビタシミン(ビタミンC)+グルタチオン+ビオチンを点滴し、お肌の新陳代謝を整えつつ美白成分を中心に配合してあり、美白になりたい方やニキビ予防・改善の対策に使われます。人生100年時代パーフェクト点滴は、ビタメジン(ビタミンB1、B2、B12)+アリナミンF(ビタミンB1)+ビタシミン(ビタミンC)+パントール(パントテン酸)+ビオチンを点滴します。お肌のことはもちろんのこと、最近元気がない、よく眠れないなどの症状がある方向けの点滴です。疲労回復、活力増進、睡眠の質の向上に効果があります。夏の間にシミや肝斑が濃くなった方はトラネキサム酸を内服や点滴にプラスするのもおすすめです。トラネキサム酸は、シミの原因になるメラニン色素をおさえる作用・抗炎症作用があり、これにより美白効果が期待できます。シミ、そばかす、肝斑、老人性色素斑、傷などの炎症後色素沈着の治療に効果があります。
まとめ
まゆりなclinic名古屋栄では、各種レーザー治療や点滴、内服、ドクターズコスメなど数多くのメニューを取り揃えております。カウンセリング時、無料で肌診断を行いそれぞれの方に合った最適な治療法をご提案いたします。秋のうちに夏枯れ肌を改善し、本格的な冬の季節を一緒に乗り越えましょう。まずはお気軽にご相談ください。